まめがく

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長いストローでジュースを飲むとどうなる?

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ストローの仕組み

ストローでジュースを飲むとき「吸い上げている」と思いがちですが、正確に言うと人間の吸う力で吸い上げているわけではありません。

人間が吸うのは、 ストローの中に入っている空気だけ

後は、真空状態になったストローの中をジュースが「上がってくる」のです。

コップの中では、ジュースの表面が常に空気に押されています。

ジュースのみならず地球上のすべてのものは、空気の重さつまり「気圧」を受けて押されています。

この空気は気圧1ミリバールで1グラムのものを1センチ動かすことができます。

ストローの中にも空気があれば、コップの中でジュースが空気に押されても、両方の気圧が均衡を保ってジュースが動くことはありません。

10メートル以上の長さなら飲めない!?

けれど、ストロー内の空気が無くなるとこの均衡が破られ、コップ内のジュースが押されてストローの中を上がってきます。

ところが、地表近くの気圧は1気圧1013ミリバールなので、ジュースを動かせる長さは10メートルまでに限られます。

つまり、10メートル以下のストローでなら飲めるけれど、それ以上の長さでは飲めない、ということになります。

もっともこれは机上の理屈で、8メートルや9メートルのストローでは、空気を吸う段階でギブアップするに違いありません。

長ければ長いほど、予想以上に気圧の強さで吸い上げるのが難しくなるわけですね。